今回は、『手や指を使って認知症予防をしよう♪』というテーマで「指体操」を紹介していきたいと思います。
指は、第二の脳と呼ばれています。指には脳につながる神経が多いため、指先を動かせば脳にたくさんの刺激が伝わり、脳の活動が活発になると言われています。
指や手を使った体操は、大掛かりな準備もなくちょっとした時間や椅子に座って安全に体操が行えるため、運動が苦手な方や高齢者の方にもおすすめです。
【脳を活性化させる簡単にできる指体操をいくつか紹介します】
1、親指グーパー体操
(親指を他の指の内側にいれたグーと、他の指の外側に出したグーの形の組み合わせを利用した体操です。)
【手順】
①.両手同時に、親指を入れたグー、親指を外に出したグーを交互に作ります。
②.右手と左手で異なるグーの形を作り、握り直すごとにグーの形を入れ替えます
※この体操を行う時は、指先までしっかり開いてください。
2、指折り体操 (親指から小指まで順に曲げて開く体操です。)
【手順】
①.右手の親指を曲げて伸ばします。
同様に人差し指から小指まで動作を繰り返します。
小指までいったら左手も同様に行います。
②.以上を繰り返します。
※この体操を行うときは、他の指が一緒に曲がってしまうことがないよう注意してください。
3、指回し体操(両手を使って同時に運動していきます。)
【手順】
①.両手の指先を合わせます。
指先を合わせたとき、指先以外は触れないように注意してください。
手がドーム型になっているのが理想です。
②.親指から順に、指が触れないように、回していきます。
このとき手前から奥、奥から手前への回転を各10回、あるいは10秒間回しましょう。
※指回し体操をするときは、手のドーム型が崩れないように注意しましょう。
薬指が苦手だという方は、中指と中指の力を強くし、安定させるのがコツです。
※指体操は、楽しんで行うことがポイントです!