●概要
1. 平成17年4月1日開設(前身、山元外科病院;昭和33年8月20日開設)
2. 住所 佐賀県伊万里市二里町八谷搦88番地4号
3. 病床数150床(一般病棟/DPC:54床、療養病棟:48床、地域包括ケア病棟:48床)
当院は、佐賀県西北部の人口約6万人の伊万里市の市街地にある救急病院です。救急医療に力を入れており、伊万里市、有田町、杵藤地区、北松地区より年間750〜800台の救急車を受け入れ、伊万里地区救急医療の中核的病院となります。また、画像診断でも、高精密なMRI、CT、DSAなどの機器を駆使して、救急医療を中心とする急性期疾患の早期診断を図り、救急患者の救命に寄与しています。謙仁会法人内の老人保健施設2施設と訪問看護、訪問介護と連携を行い、救急医療〜慢性期医療〜在宅医療までのTotal Health Careを目指しています。
●所在地
所在地:〒848-0031 佐賀県伊万里市二里町八谷搦(さがけんいまりしにりちょうはちやがらみ)88-4
連絡先:TEL/0955-23-2166(代) FAX/0955-22-4702
E-mail:yamamoto-hospital@kenjin-kai.com
●施設規模
敷地面積:約15,584㎡ 建築延面積:3,602,67㎡
●診療案内
外来 | 診療科目 | 外科、整形外科、脳神経外科、消化器外科、麻酔科、心臓血管外科、呼吸器外科、内科、放射線科、リハビリテーション科循環器内科、消化器内科、呼吸器内科 |
休診日 | 日曜日及び祝日 年末年始 | |
入院 | 病床数 | 一般病棟/DPC:54床 |
療養病棟:48床 | ||
地域包括ケア病棟:48床 | ||
面会時間 | 月~日曜日:午後2時 ~ 午後7時まで ※祝日も可能です ※感染症対策の為面会時間が一時的に変更となっております。 午後2時より8時まで |
●学会認定・指定施設等
学会認定・指定施設等 |
日本外科学会外科専門医制度指定施設 |
保険医療機関 |
労災保険指定医療機関 |
生活保護法指定医療機関 |
二次救急指定病院 救急告示病院 |
原爆被爆者一般疾病医療機関 |
難病指定医療機関 |
結核指定医療機関 |
臨床修練指定(外国人医師等 消化器疾患) |
臨床研修協力施設(佐賀県医療センター好生館) |
特定行為に係る看護師の研修制度 指定研修機関 (●栄養に係るカテーテル管理 ●在宅慢性期領域) |
MRI検査実施施設(MRI対応植込み型不整脈デバイス) |
●施設基準
基本診療料 |
情報通信機器を用いた診療に係る基準 |
機能強化加算 |
医療DX推進体制整備加算 |
一般病棟入院基本料 急性期一般入院料4 |
療養病棟入院基本料1 在宅復帰機能強化加算 経腸栄養管理加算 |
救急医療管理加算 |
診療録管理体制加算2 |
医師事務作業補助体制加算1 25対1 |
急性期看護補助体制加算 25対1 看護補助者5割以上 夜間50対1急性期看護補助体制加算 |
療養環境加算 |
療養病棟療養環境加算1 |
栄養サポートチーム加算 |
医療安全対策加算1 医療安全対策地域連携加算1 |
感染対策向上加算2 |
後発医薬品使用体制加算1 |
データ提出加算2 ロ 提出データ評価加算 |
入退院支援加算1 |
認知症ケア加算2 |
せん妄ハイリスク患者ケア加算 |
地域包括ケア病棟入院料1 看護補助者配置加算 |
特掲診療料 |
心臓ペースメーカー指導管理料の注5に掲げる遠隔モニタリング加算 |
がん性疼痛緩和指導管理料 |
がん患者指導管理料イ・ロ |
夜間休日救急搬送医学管理料の注3の掲げる救急搬送看護体制加算2 |
ニコチン依存症管理料 |
がん治療連携指導料 |
薬剤管理指導料 |
検査・画像情報提供加算 |
医療機器安全管理料1 |
別添1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院 |
在宅時医学総合管理料 施設入居時等医学総合管理料 |
検体検査管理加算(I) |
CT撮影及びMRI撮影 |
心大血管疾患リハビリテーション料I |
脳血管疾患等リハビリテーション料I |
運動器リハビリテーション料I |
呼吸器リハビリテーション料I |
ペースメーカー移植術、ペースメーカー交換術 |
大動脈バルーンパンピング法(IABP法) |
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 |
胃瘻造設術(内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) |
輸血管理料II |
胃瘻造設時嚥下機能評価加算 |
麻酔管理料1 |
保険医療機関間の連携による病理診断 |
看護職員処遇改善評価料28 |
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) |
入院ベースアップ評価料31 |
その他 |
入院時食事療養(1)入院時生活療養(1) |
●当院をご利用の皆様へ
医療DX推進体制整備加算、医療情報取得加算について
ア 医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施しています。
イ マイナ保険証を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
ウ 電子カルテ情報共有サービスの導入検討等を含め、医療DXにかかる取組を実施しています。
後発医薬品使用体制加算について
ア 入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用に積極的に取り組んでおります。
イ 医薬品の供給が不足した場合に、医薬品の処方等の変更等に関して適切な対応ができる体制を整備しております。
ウ 医薬品の供給状況によっては投与する薬剤が変更となる可能性があり、変更する場合には説明いたします。
一般名処方加算について
現在、医薬品の供給が不安定な状況となっていることから、保険薬局において銘柄によらず調剤できるよう、一般名で処方箋を発行させていただく場合があります。
なお、令和6年10月より後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただいておりますのでご承知おきください。(先発医薬品を処方する医療上の必要があると認められる場合等は、特別の料金は要りません。)
ご不明な点当ありましたらお知らせください。
情報通信機器を用いた診療について
オンライン診療(情報通信機器を用いた診療)の初診時に向精神薬の処方は行いません。
厚生労働大臣の定める掲示事項
(令和7年5月1日現在)
Ⅰ 入院基本料について
3階病棟は、1日に16人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。なお時間帯毎の配置は次のとおりです。
・ 朝9時~夕方17時まで、看護職員1人あたりの受け持ち数は6人以内です。
・ 夕方17時~深夜1時まで、看護職員1人あたりの受け持ち数は18人以内です。
・ 深夜1時~朝9時まで、看護職員1人あたりの受け持ち数は18人以内です。
4階病棟は、1日に8人以上の看護職員(看護師及び准看護師)、8人以上の看護補助者が勤務しています。なお時間帯毎の配置は次のとおりです。
・ 朝9時~夕方17時まで、1人あたりの受け持ち数は看護職員12人以内、看護補助者8人以内です。
・ 夕方17時~深夜1時まで、1人あたりの受け持ち数は看護職員24人以内、看護補助者48人以内です。
・ 深夜1時~朝9時まで、1人あたりの受け持ち数は看護職員24人以内、看護補助者48人以内です。
5階病棟は、1日に12人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。なお時間帯毎の配置は次のとおりです。
・ 朝9時~夕方17時まで、看護職員1人あたりの受け持ち数は6人以内です。
・ 夕方17時~深夜1時まで、看護職員1人あたりの受け持ち数は24人以内です。
・ 深夜1時~朝9時まで、看護職員1人あたりの受け持ち数は24人以内です。
当院においては、患者負担による付き添い看護を行っていません。
Ⅱ 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制について
当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さまに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制及び褥瘡対策の基準を満たしております。
Ⅲ DPC対象病院について
当院は入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する“DPC対象病院”となっております。
※医療機関別係数 1.2799
(基礎係数1.0451+機能評価係数Ⅰ0.1601+機能評価係数Ⅱ0.0643+救急補正係数0.0104)
Ⅳ 明細書発行体制について
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬算定項目の分かる明細書を支払いのない方にも無料で発行しております。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお申し出ください。
Ⅴ 当院は入院時食事療養(Ⅰ)の届出をおこなっており、管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)適温で提供しています。
Ⅵ 保険外負担に関する事項
当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用日数に応じた実費のご負担をお願いしております。
1) 特別療養環境の提供
病棟 | 使用料(1日) | 病室 | 主な設備、備品 |
3階 | 5,500円 | 331号室、332号室 | テレビ、冷蔵庫、シャワー、トイレ、洗面台、 電話、応接セット |
4階 | 5,500円 | 431号室、432号室 | |
5階 | 5,500円 | 531号室、532号室 |
2) 診断書・証明書料
生命保険関係診断書(通院・入院) | 一通 5,500円 |
普通診断書(病院所定様式) | 一通 2,200円 |
警察提出用診断書 | 一通 2,200円 |
死亡診断書、死体検案書 | 一通 5,500円 |
その他証明書 | 一通 550円 |
※ご不明な点は、受付でお尋ねください。
3) 予防接種料
インフルエンザワクチン(一般) | 3,500円 | 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス) | 8,000円 |
B型肝炎ワクチン | 5,500円 | 肺炎球菌ワクチン(プレベナー13) | 10,000円 |
麻疹風疹混合ワクチン | 8,000円 | 乾燥HBグロブリン | 45,000円 |
麻疹ワクチン | 5,000円 | 水痘ワクチン | 7,400円 |
風疹ワクチン | 5,000円 | 帯状疱疹ワクチン(シングリックス) | 22,000円 |
おたふくかぜワクチン | 5,000円 | コロナワクチン(武田 ヌバキソビッド) | 16,000円 |
4) その他保険外負担に係る費用
紙おむつセットA 1日 | 253円 | 医師面談手数料 一回 | 5,500円 |
紙おむつセットB 1日 | 396円 | コロナPCR検査 一回 | 11,000円 |
紙おむつセットC 1日 | 660円 | 死後処置料(寝巻きあり) | 6,590円 |
カルテ開示手数料 一回 | 2,200円 | 死後処置料(寝巻きなし) | 5,020円 |
画像用CD 一枚 | 1,100円 | 死体検案料 | 11,000円 |
診療録の写し 一枚 | 10円 |
施設基準届出手術件数
手 術 名 | 件数 | |
区 分 1 |
頭蓋内腫瘤摘出術等 | 0 |
黄斑下手術等 | 0 | |
鼓室形成手術等 | 0 | |
肺悪性腫瘍手術等 | 0 | |
経皮的カテーテル心筋焼灼術 | 0 | |
区 分 2 |
靱帯断裂形成手術等 | 0 |
水頭症手術等 | 0 | |
鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 | 0 | |
尿道形成手術等 | 0 | |
角膜移植術 | 0 | |
肝切除術等 | 0 | |
子宮附属器悪性腫瘍手術等 | 0 | |
区 分 3 |
上顎骨形成術等 | 0 |
上顎骨悪性腫瘍手術等 | 0 | |
バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) | 0 | |
母指化手術等 | 0 | |
内反足手術等 | 0 | |
食道切除再建術等 | 7 | |
同種死体腎移植術等 | 0 | |
区分4に分類される手術 | 114 | |
人工関節置換術 | 17 | |
乳児外科施設基準対象手術 | 0 | |
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 | 29 | |
冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む。)及び体外循環を要する手術 | 0 | |
経皮的冠動脈形成術 | 7 | |
急性心筋梗塞に対するもの | 0 | |
不安定狭心症に対するもの | 0 | |
その他のもの | 7 | |
経皮的冠動脈粥腫切除術 | 0 | |
経皮的冠動脈ステント留置術術 | 36 | |
急性心筋梗塞に対するもの | 9 | |
不安定狭心症に対するもの | 4 | |
その他のもの | 23 |
上記の手術件数は令和6年1月1日より令和6年12月31日までの1年間の実績です。
●主な医療設備
・CT(コンピューター断層撮影装置 64列)
・アンギオ装置(血管撮影システム)
・マンモグラフィ(乳房X線撮影装置)
・内視鏡システム(上部・下部)
・超音波診断装置
・SYNAPSE VINCENT(画像解析ワークステーション)
心臓の冠動脈造影CT等解析にも最新のSYNAPSE VINCENT (FUJI FILM)を使用。

症状は典型的ではないが、胸部症状があり(身体活動に無関係な胸痛、チクチクする胸痛など)冠動脈のリスクを持つ方には是非お勧めします。
JND(日本脳神経外科学会データベース研究事業)への参加について
当院は、2022年4月より、日本脳神経外科学会が主催する手術・治療情報データベース事業に参加しており、当院で入院された患者さんのデータを登録させていただいています。(対象は2018年1月入院分~)この事業は、日本全国の病院等より登録された手術・治療情報を、集計、分析し、医療の現状を把握し、医療の質の向上に役立て、患者さんにより最善の医療を提供することを目指す事業です。登録する情報の内容は、当院で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。患者さんのお名前を登録することはなく、登録する情報はそれ自体で患者さん個人を容易に特定できないものとなっていますが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理を行っています。また、本事業への参加は患者さんの自由な意思に基づくものであり、参加されたくない場合は、データ登録を拒否していただくことができます。
患者さん向け説明資料
日本脳神経外科学会ホームページはこちらから